ブロードウェイミュージカルリンク集
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ブロードウェイミュージカル作品紹介 〜有名ミュージカルのあらすじ〜
ミュージカル作品紹介【カ行】 〜3分でストーリー解説〜
キス・ミー・ケイト(Kiss Me Kate) |
【基本データ】
作詞・作曲:コール・ポーター
演出:マイケル・ブレイクモア
初演(リバイバル):1999年 |
【ストーリー概要】
劇場では、シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」の通し稽古が行われていた。劇団の主演男優フレッドと主演女優のリリーは、お互いに惹かれあいながらも、つい意地を張って離婚したばかりのカップル。また、同じ劇団員のロイスはビルに想いをよせていた。ビルは賭博好きの金遣いがゆるい男。賭博で負けた借用書1万ドル分を、フレッドの名前で署名してしまう。
劇中の舞台裏で、リリーと寄りを戻そうと画策するフレッドは花を贈ろうとするが、誤って花がロイスに届けられてしまう。それを見たリリーは怒り、劇を途中で投げだして、帰ろうとする。ちょうどそのとき、ビルの借用書を手にしたギャングが1万ドルの請求を受け取りに来るが、リリーをつれもどして劇を続けないと、1万ドルの支払いができないというフレッド。フレッドとリリー、ビルとロイスの2組のカップルの恋の行方は。
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キャッツ(CATS) |
【基本データ】
作曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー
作詞:T・Sエリオット
演出:トレヴァー・ナン
初演:1981年 |
【ストーリー概要】
ある夜、都会の片隅のごみ置き場には、22匹の猫が次々と集まってくる。今夜は、年に一度、オールド・デュトロミー(長老猫)によって、猫の天国へ行ける猫の中の猫「ジェリクル・キャット」を選ぶ大舞踏会の日。それぞれの猫が、自らのアピールをしながら、1匹ずつ、踊りを拾うしていく。そんな中、薄汚れた姿になった元娼婦猫のグリザベラが現れる。果たして、ジェリクル・キャットに選ばれる猫は。
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キャバレー(Cabaret) |
【基本データ】
作曲:ジョン・カンダー
作詞:フレッド・エブ
脚本:ジョー・マスタオフ
初演(リバイバル):1998年 |
【ストーリー概要】
1929年のベルリンの町。場末のキャバレーでは、卑猥な言葉で客を盛り上げるMC。そして、キャバレーの歌姫・サリー・ボウルズ。アメリカ人作家のクリフはベルリンで、下宿していたが、ひょんなことからキャバレーで知り合ったサリーが押しかけてきて、同居生活を始める。
ベルリンの町にはナチの姿が目立つようになり、その影響は、街中にもキャバレーにも色濃く見え始める。下宿屋の主人シュナイダーは、ユダヤ人の果物屋・シュルツと婚約をするが、ナチの影響を考え、自らの生活を守るために婚約破棄。
一方、妊娠が発覚したサリーは、一緒にアメリカへ戻ろうと誘うクリフを残し、ベルリンに留まることを決意する。次第にベルリンの街がナチズム一色に染まりいく中、キャバレーの中ではMCによる卑猥な司会と、サリーの踊りが続いていた。
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蜘蛛女のキス(Kiss Of The Spider Woman) |
【基本データ】
作詞:フレッド・エブ
作曲:ジョン・カンダー
脚本:テレンス・マクナリー
演出:ハロルド・プリンス
初演:1993年 |
【ストーリー概要】
ファシズムが台頭する南米の刑務所。少年への不道徳行為によって、収監されているゲイのモリーナは刑務所長からある命令を受けた。投獄されてくる、反体制革命家のヴァレンティの秘密を探り出せというもの。モリーナは、美しい映画の世界を空想することが好きで、しきりにヴァレンティに映画の話を持ちかけるが、リアリストで革命家のヴァレンティは一向に興味を示さない。それでも、モリーナは映画の話を繰り返し語りかける。憧れのスター「オーロラ」のこと、しかし、死を暗示する「蜘蛛女」の役だけはどうしても好きになれないこと。
刑務所の差し金で下痢や腹痛に見舞われるヴァレンティを、看病するモリーナ。ヴァレンティはしだいにモリーナの優しさに惹かれていく。そして、モリーナが出所するとき、ヴァレンティは恋人に宛てたメッセージをモリーナに託すが。
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くたばれヤンキース(Damn Yankees ) |
【基本データ】
作曲・作詞:リチャード・アドラー
脚本:ジョージ・アボット
初演:1955年 |
【ストーリー概要】
中年男のジョーは大の野球好き。ある日、彼は悪魔に魂を売って、スリムな青年へと姿を変えることに成功する。そして、ジョーはひいきの野球チームに入団し、大活躍。しかし、愛妻家のジョーは家族が恋しくなってしまう。そんなジョーをみかねた悪魔は、手下の魔女ローラをジョーのもとに派遣する。ローラはお色気攻めでジョーの気を引こうとする。
ところが、逆にジョーの純朴さにほだされた魔女ローラは、ジョーの応援を始めてしまう。チームはジョーの活躍があり、見事に優勝する。魔法が解けて、中年に戻ったジョーは愛する家族の元へ戻っていく。
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クレイジー・フォー・ユー(Crazy for you) |
【基本データ】
作詞:アイラ・ガーシュウィン
作曲:ジョージ・ガーシュウィン
脚本:ケン・ルートヴィク
初演:1992年
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【ストーリー概要】
1930年代のニューヨーク。銀行の跡取り息子ボビーは、放蕩息子。銀行の跡を継ぐことよりもショービジネスの世界にのめりこんでいた。そんな折、母親の命令で、田舎町の劇場を差し押さえに出かけるが、そこで劇場主の娘ポリーに一目惚れしてしまう。しかし、ポリーは劇場を差し押さえに来たボビーの正体を知り、激怒。ボビーは、何とか劇場を復興させるため、有名興行主ザングラーに変装し、友人のショーガールを呼び寄せて、町の劇場でショーを開催させようとする。
街は次第に盛り上がりを見せ始めるが、ポリーは、ボビーが扮した偽興行主のザングラーに惚れてしまい、ボビーには目を向けてくれない。そこへ本物のザングラーが現れ、これまでの変装がばれたボビーは、ポリーの怒りを買い、失意の中、ニューヨークへ戻った。
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コーラスライン(A CHORUS LINE) |
【基本データ】
作曲:マーヴィン・ハムリッシュ
作詞:エドワードクレパン
演出:マイケル・ベネット
初演:1975年 |
【ストーリー概要】
コーラスダンサーのオーディション会場に、若者たち。彼らは最終審査に残った17人であった。抜群の連携でダンスを披露する若者たち。だが、演出家のザックによって「自分が何者であるか」をダンスで表現するように言われる。ある者は生き生きと、ある者は苦しげに、自らの過去を自らが何者であるかを表現する。その中には、ザックの元恋人・キャシーもいた。最終審査の結果が発表される。
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