ブロードウェイミュージカル作品紹介 〜有名ミュージカルのあらすじ〜

ミュージカル作品紹介【ハ行】 〜3分でストーリー解説〜

フォッシー(Fosse)
Fosse: Original Broadway Cast Recording

【基本データ】
作詞・作曲:様々なアーティスト
振付:アン・ラインキング、チェット・ウォーカー
初演:1999年
【ストーリー概要】
ブロードウェイの歴史に燦然と輝く振付師ボブ・フォッシー。数多くの著名な振付師がいる中でも、自身の名前がミュージカルのモティーフとなり、またタイトルになったのは、たった二人だけである。ジェローム・ロビンスとボブ・フォッシーである。ロビンスは、自身が存命中の1989年に自らの演出・振付により、ジェローム・ロビンス・ブロードウェイをつくりあげた。
一方、フォッシーは彼自身の死後10年以上を経てからの制作であり、ロビンスに比べ、セットなどの造詣よりも、フォッシーの造形した独特のダンス、ダンス哲学そのものに焦点をあてた作品になっている。フォッシーは、彼の作品の中から傑作ダンスナンバーを選び、再構成して、一連のショーに仕立て上げたものである。しかし、ショーとしてのシーン・場面を再現することよりも、ダンスそのものを紹介する形で、偉大なる振付師・ボブ・フォッシーへの賛歌となっている。

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プロミセス・プロミセス(Promises, Promises )
Promises, Promises (Original Broadway Cast Recording)

【基本データ】
作曲:バート・バカラック
作詞:ハル・デイヴィット
脚本:ニール・サイモン
初演:1968年
【ストーリー概要】
保険会社のしがないサラリーマン・チャックは、上司の不倫用に自分のアパートの部屋を貸すという副業をしていた。チャックがひそかに想いを寄せているのは、社員食堂で働くウェイトレス・フランである。実は、フランこそ、部屋を貸していた上司の不倫相手であった。
フランは自分が単なる遊び相手だったと知ると、チャックの部屋で自殺を図る。運良く、チャックがいち早く発見し、フランは一命を取りとめる。チャックによる献身的な看病に、次第にチャックへの愛情に目覚めていくフラン。

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ヘアー(Hair)
Hair (+ Extras)

【基本データ】
作曲:ガルト・マクダーモット
作詞・脚本:ジェローム・ラグニ、ジェームス・ラド
初演:1967年
【ストーリー概要】
ロングヘアーが反体制・反戦の旗印となっていた1960年代。ベトナム戦争が暗い影を落としていた。クロードはオクラホマの家を出て、都会ニューヨークへやってくる。クロードは、長髪のヒッピー、バーガーと出会い、同居することになる。バーガーとそのヒッピー仲間たちは、現体制を批判し、戦争に反対し、平和こそが大切だと語り合う。そんな自由な生き方を知ったクロードの元へ、ベトナム戦争への召集指令が届く。
バーガーらは、クロードに指令を無視するように助言するが、決心のつかないクロード。そして、戦場へと赴く。やがて、バーガーらの元へ、クロードの戦死の知らせが届いた。

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